こんにちは。
冬のテント泊縦走に行ってきました。
秋から他の方のSNSで見かけるようになった小金沢連嶺(大菩薩から初狩駅までの秀麗富嶽十二景を歩くコースです。
この記事はテントを持って冬の小金沢連嶺を歩いたHIKE LOGです。
興味があれば読み進めて下さい^_^
アクセス
- 大菩薩へのバス
上日川峠行きのバスは2021年は12月12日が最終でした。冬季は甲斐大和駅からのアクセスではなく塩山駅から麓の下の方までのバスでアクセスになります。
- 初狩駅から
初狩駅から滝子山を経由して秀麗富嶽を楽しむコースもあります。こちらの場合は富士山に向かって歩く向きではないのでポイントごとに振り返って楽しむことが出来ます。ただし初狩駅からは登りが続くので健脚者向けです。
↑伝わるか分かりませんが、初狩駅からの滝子山までの道のりです
コース
1日目
上日川峠から石丸峠、小金沢山、牛奥ノ雁ヶ腹摺山、湯ノ沢峠(テント泊)
2日目
湯ノ沢峠を出発して大蔵高丸、ハマイバ丸、大谷ヶ丸、滝子山、初狩駅
装備
- テント
ローカスギアのクフ
- ウェア
ベース ibexのウーリーズ1を上下
中間着 山と道のメリノプルオーバーとメリノフルジップパーカー
アウター 山と道のアルファアノラック
オーバーダウン マウンテンイクイップメントのクラウドセーター
パンツ 山と道のメリノ5-pocket pants
ソックス ダーンタフ
靴 アルトラのローンピーク4.5
- ポール
ローカスギアCP3
- ザック
山と道three
- スリーピングギア
寝袋はナンガのオーロラ450。マットはサーマレストのzソル。枕はクライミットのエアピロー。
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HIKE LOG 1日目
甲斐大和駅からバスで上日川峠へ。(もちろんバス列はすごいです)
上日川峠へのバスは冬季はこの週が最後でした。
上日川峠から石丸峠までゆるゆると歩きます。
天気が良くて気持ちの良い日です。
雪がついていて歩きにくかったのもあって、意外と息切れをしながら歩いていました。
冬はチェーンスパイク必須!!
石丸峠に到着です。もはやこの辺りは雪山です。
小金沢山までは少しのアップダウンがありながらも気持ちの良い道が続きます。
とても疲れました。笑
次の牛奥ノ雁ヶ腹摺山(うしおくのがんがはらすりやま)までは緩やかな気持ちの良い道です。ただ雪がついているので歩きにくくてCTよりも時間がかかりました。。
日本で1番長い名前(?)の山です。
ずっと気になっていましたがようやく来ることが出来ました。
とても疲れました。笑
往復10分くらいの場所に眺望の良い場所があると他のハイカーさんに聞いたのですが、行く元気がなく山頂からの眺望だけで大満足していました。
で、ここからがキツかったです。
川胡桃沢ノ頭も登り、黒岳も登り。。
アップダウンが激しくて、地面もぬかるんでてズルズルだったので本当にキツかった。
川胡桃沢ノ頭の手前の賽の河原。
これを登るのかー。
黒岳手前でビバークしてる人もいました。
ここも良さそうってこの時は思ってました。ここからの山二つ越えるのが難所だったので、ここでテントを張る選択肢があるのかと後々分かりました。
あと少し!!と思っていましたが、最後の山がつらい、、
ちなみに二日間通して、ここの白谷ノ丸が1番自分は感動しました!!
この後、修行のような山を一つ超えた谷に避難小屋がありました。
1日目は小屋前の駐車場にテントを張って泥のように眠りました。
HIKE LOG 2日目
避難小屋前を撤収して大蔵高丸を目指す。
登山客カウンターは山ごとになっていて、全てを押す優越感があります。笑
朝日とともに歩くのはとても気持ちがよく35分ほどで大蔵高丸。ここは360°のパノラマでとても景色が良い場所です。
ここからハマイバ丸までは比較的緩やかな道を歩きます。あまり苦労せずに秀麗富嶽十二景を歩いて行きます。
ちなみにハマイバは、『破魔射場』みたいです。
ここまでは良かったのですが、ここから大谷ヶ丸までのアップダウンがとても辛かった。
足元は霜柱が溶けてぐちゃぐちゃの土で滑り、なかなかのアップダウンなので疲れが溜まってきていて踏ん張りが効かなくなっていました。
ここで自分は転びました、、
写真では全然伝わらないと思いますが、斜度がきつくて泥で滑りました。笑
滝子山まで気合いで歩いて昼食休憩。
滝子山が今回の最終目的地。
もちろん秀麗富嶽十二景です。
人気の山で、終始ハイカーがいました。
ここからは下山です。
長い下山道を歩いて初狩駅に向かいます。
CTは2時間くらいですが、かなりの下りなので登りはとてもキツいだろうなぁと思いながら歩いていました。
こんなつづら折りの急登でした。下山でも大変。笑
何とか歩き切って初狩駅に到着して旅が終わりです。
まとめ
小金沢連嶺を歩きました。
湯ノ沢峠避難小屋は電気が通っていて避難小屋としてはかなり快適です。
ただし、あくまで避難小屋なので冬季はトイレが閉鎖されていて水場も浄水器推奨です。
装備は十分に整えて歩くことをおすすめします。
自分は今回は初日の朝昼晩、2日目の朝昼の5食と行動食としてパンを持ちました。
水分は調理用の水を含めて4.5l以上。水場・トイレ無しのコースでしたが眺望は最高でオススメできるコースです^_^