こんにちは。
今回は冬山でのレイヤリングについてです。
冬山はとにかく寒いので、厚着をしますよね。
でも、登りは暑くなってしまってウェアの中に熱がこもる場合があります。
汗をかいて、それが冷えに繋がると致命的になってしまいます。
とてもレイヤリングに気を使う季節です。
脱がない行動着
春夏の登山では、歩きはじめから暑くなったら体温調節のためにウェアを脱いで調整します。(寒くなったら着用)
↑夏のウェアの記事です
冬山だと暑くて行動着を脱ぐと、すぐに冷えてしまいます。
そのため家を出てからずっと着用しているウェアが好ましいと思います。
家からピーク、そしてテント場に着いて寝袋に着たまま入る。
そんな理想的な行動着。
山と道 Alpha Anorak/アルファアノラック
自分のオススメは山と道のアルファアノラックです。
柔らかく温かい。それなのに汗抜けがとても良く、濡れや冷えを感じないです。
軽く(Lサイズ437g)ストレッチ性があるので、着用したまま寝てもノーストレス。
表面はパーテックスなのでほどよく防風性もあるので冬山での行動着にベストです。
サイズ感
175cm 76kgのぽっちゃり体型の自分です。
- ibex ウーリーズ150上下
- 山と道 メリノプルオーバー
- 山と道 メリノフルジップフーディ
- 山と道 メリノ5-pocket pants
- 山と道 アルファアノラック
これらを着用しています。
山と道製品は全てLサイズで程よくゆとりがあって丁度良いです。
↑アルファアノラックまで全て着用した写真です。これでも寒い場合はオーバーダウンを上から着用します。
あまりない事ですが、暑くなってしまってアルファアノラックを脱いだ場合だと↓
バックパックはロウロウマウンテンワークスのbeetleです。
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アルファアノラックの対抗馬
- パタゴニア ナノエアフーディ
パタゴニアの高山における行動着。
アルファアノラックと同様に柔らかく、軽い素材。ずっと着用して行動するウェア。
見た目も良くて、アルファアノラックと同じ立ち位置の対抗馬。
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- HOUDINI パワーフーディ
魔法の着心地。フーディニのパワーフーディ。
ポーラテックで作られたフリース、とにかく着心地が良くてずっと着用していたい。
家からテント場での寝袋の中までずっと着用します。
軽さ、柔らかさ、ストレッチ性は完璧。
ただし防風性はアルファアノラックと比較すると弱い。それでもオススメできるウェア。
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アルファアノラックのデメリット
表面の生地が摩擦に弱い事が1番のデメリットであり、軽さや柔らかさなどの着心地のメリットを生み出している所です。
毛玉や引きつれが出来やすいと思います。
アウトドアで使用するウェアなので、気にする事でもないのかもしれません。しかし、見た目が良いので良い状態で使いたい気持ちになって自分は気になってしまいます。。。
暑くなりすぎるデメリットは、豊富なベンチレーションで解決しているので他に目立ったデメリットはありません😊
ああ、敢えて挙げるとすれば価格ですかね💦
38500円はかなり高価ですよね、、
他のメーカーの同様の製品と並べれば同じくらいなので気にしたら負けです。笑
対抗馬がパタゴニアのナノエアフーディくらいしか自分は思いつかないので、価格面ではどっこいどっこいですかね。
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山と道ファンじゃなくてもオススメ
自分は山と道ファンなので当たり前のように所有しています。笑
ただ、このウェアは本当にオススメできるウェアです。活躍時期は短いですが、冬山に行くならば自分は必ず着ていくウェアです。
山と道のウェアを試した事がない方で、ナノエアフーディ以外の着続けられる中間着をお探しの方にすごくオススメ出来ます!!