こんにちは。今回は登山で大活躍するパンツ
山と道 5-pocket pantsシリーズ
山と道の5-pocket pantsの3種類を比較したいと思います。
山と道のロングパンツって種類が増えてきて、どの一本を買えばいいか迷いませんか??
そこで今回は最適な5-pocket pantsの選択ができるような内容の記事となっています。
5-pocket pants
左・light 中・ノーマル 右・メリノ
汎用性から最適なパンツはノーマルor light
結論を先に言ってしまうと、ノーマルかlightが最適だと思います。
ノーマルの汎用性はとても高く、lightの身につけている事を忘れる感覚は病みつきになります。
以下の記事で理由については書いていきます。
そもそも5-pocket pantsとは
山と道から発売されているロングパンツ。もともとは5-pocketショーツだったのだが、人気があったためにロングパンツを開発。ただショーツをロングにしただけではなくパターンなども見直してハイカーのためのロングパンツを作り上げました。
ちなみに5ポケットは、サイド×2・地図用・サイフ用のジップ付き・スマホ用ポケットの計5つ。
サイドは両腕がストンと入る位置にあり、驚くほど自然にポケットに手が入ります。サイドポケット上にカラビナなどを取り付ける事が出来るループがついていて鍵などをカラビナで引っ掛けるとポケットにストンと入る作り。特にスマホ用ポケットは秀逸で、スマホを入れたままベンチなどに座っても干渉しない位置に付いていてめちゃくちゃ便利です。
地図やサイフはサコッシュをかけていれば、そこまで使用頻度は高くないのかな。(と個人的に思っています)
足捌きを邪魔しないパターンとサイドポケットの位置、ループの位置、スマホ用ポケットの使いやすさ。一度履くと便利さがグイグイ伝わると思います。
種類
この2、3年で種類がとても増えました。
- ノーマル(タスランナイロンという生地)
- light
- merino
- dw(ノーマルとlightの間のSPEC)
- ワンタック(受注生産終了)
5種類あるのですが、ワンタックは受注生産なのでフリマアプリで高額以外では手に入りません。ノーマルでも足捌きはまったく気にならないので、物凄い拘りがない限りは最初の一本からは外れるので問題ありません。笑
DWに関してはノーマルとlightのいいとこ取りのSPECです。lightの軽さに感動して、ノーマルをガシガシ使った人が欲しがる一本なので、強度に関してはlightの軽さに感動しながらも強度不安を感じてからでいいと思います。
これはlightですが、ノーマルの感覚でガシガシ使うと傷は付きます。笑
それでもこの軽さは魅力です。
そのため比較については、1〜3について行います。
5-pocket pants
この記事で『ノーマル』と表現している1番最初のロングパンツです。
一言で言うと、軽さと強度のバランスが非常に良いです。登山で使うロングパンツなので丈夫で岩場などでも臆せずガシガシ使えるパンツ。もちろん岩場で転べば穴も開くしガシガシ使えば傷もつきます。それでも自分は4〜5年同じ一本を使っていても良好な状態です。
写真右がノーマルです。
使用されている生地はタスランナイロンで、少しシャカシャカして防風性があり、速乾素材です。コットンライクかと言われればそうなのですが、どちらかと言うと『履き心地の良いナイロン』と言う印象を自分は持っています。3泊4日の山行では寝る時もずっと履き続けます。自分はそこまでのストレスを感じない素材です。
最高のバランスだと思っています。
light 5-pocket pants
驚くほど軽量で着用に関してのストレスがゼロに近いです。履いている事を忘れる、なんて言葉を聞きますがコレの事だと思います。
lightに関して自分はショーツが最初でした。
手に取って驚きました。想像以上に軽いし想像以上に強度が不安でした。登山にこんなに薄くて軽いウェアで平気なのかと思いましたが、今ではショーツはlightばかり履いています。笑
家で寝るときもlightを履いて寝てしまうくらい快適でノーストレスなショーツです。
春夏ではショーツを履いているのでロングパンツでlightって使い道が無さそうだと思っていました。しかし山と道からタイツが発売されるとの事で秋冬のウェアとしてもlightの選択肢が増えました。登山には必ずロングパンツを履く方は春夏はノーマルよりはlightがオススメです。強度不安は快適さを味わったら包み込める気持ちになります。
merino 5-pocket pants
lightと同タイミングで発売されたメリノパンツです。冬のウェアとしてタイツを履かずに5-pocket pantsを!のコンセプトです。
ウールパンツで十分な保温性がありながらも野暮ったく見えないのは流石だと思います。
自分は冬のパンツはノーマルの下にウールタイツを履いて雪山まで行っていました。冬のパンツが欲しいと思いながらも保留にしていたのは価格です、、27500円 真冬しか使わないパンツだと考えると自分の中ではコスパが良くないのかな、と感じています。
予算に十分な余力があればlight+メリノを購入しても良いのかと思いますが、、。
とても良いアイテムでおすすめなのですが、最初の一本ではないなぁ、というのが自分の意見です。
サイズ感比較
ノーマル(LT)・light(L)・メリノ(L)についてのサイズ比較をしてみました。比較した製品は2018以前のものなのでサイズ表記が1つ小さくなっています。
※山と道製品は2019モデルからサイズ表記が日本の一般的サイズとなっています。2018以前は一つ下のサイズ表記です。
MTはMサイズのトールサイズで、裾が3cmほど長いサイズです。全体的なサイズはMサイズ(現行Lサイズ)と同じです。
- 腰回り
同じサイズでもlight<ノーマル<メリノの順で腰回りがゆったりしています。
ウエスト部分を揃えて置いてみるとヒップ部分のピークの位置がズレているのが分かります。履いてみると、サイズ感が少し違うのが分かります。自身の体型ごサイズの分かれ目の方は意識して頂けると良いかと思います。
重ねるとこのようになっています。自分は長くノーマルを着用していたので、lightを履いたときには微妙にタイトだと感じました。履く時にノーマルよりもウエストが引っかかるくらいです。(175cm 76kgのぽっちゃりです。。)
逆にメリノは履いた後に、ダボ付きがあると感じます。もちろんサイズダウンを考えるほどではなく、ノーマルと比べると、くらいです。
ノーマルとlightのウエストの違いです。ノーマルの感覚で履くと自分はウエストが少し少し引っかかる感覚があります。
- 全体的に比較
ノーマルとlightの比較です。
同じサイズでもlightの方が少しだけタイトになっています。ノーマルの上にlightを置いてみたのですがノーマルが
少しだけはみ出しています。着用してみても気持ちスッキリした印象を持ちます。
ちなみにトールサイズなので裾はこのように少しだけ長いです。これは体型と好みで選んで問題ないです。
まとめ
- 春夏もロングパンツで山に行く方
最初の一本はlight>ノーマルをオススメします。lightの快適さは驚愕します。もちろん強度を重視するのならばノーマルなのですが、夏のロングパンツを考えるとlightに軍配です^_^
- 春夏はショーツで山に行く方
最初の一本はlight<ノーマルをオススメします。
正直、タイツを履くならlightでも良いと思うのですが最初の一本はバランスの良いノーマルを履いて欲しいです!
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登山初心者でウェアをこれから揃える方ならばノーマルで間違いないです。
今まで、他のロングパンツを使っていて5-pocket pantsを初めて購入する方はlightでもノーマルでもどちらにせよ価値ある一本になると信じています。
最後までお付き合いありがとうございます。少しでも役に立てていたら嬉しいです^_^