こんにちは。季節が変わって肌寒くなってきました。そろそろ登山の中間着を考える季節です。今回の記事は、
『Houdini/フーディニ Power Houdi/パワーフーディ』
パワーフーディとは、フーディニが発売している厚手のパーカーのような化繊のフリースです。
化繊とは思えないような着心地でファンが多いアイテムです。
SPEC
重量:478g
素材:Polartec® Power Stretch® Pro 57% Polyester, 33% Polyamide, 10% Elastane
Polartec® Power Stretch® Pro
フロントジッパーはダブルジッパー仕様。保温性を高める為の高めの襟。袖のカフがサムホール仕様。
価格30800円
S:前着丈60cm 身幅48cm 裄丈89cm
M:前着丈62cm 身幅50.5cm 裄丈91cm
L:前着丈63.5cm 身幅52.5cm 裄丈96cm
自分はMサイズのトゥルーブラックを所有しています。活躍しすぎて毛玉が少し見えていますが、、
重量について
パワーフーディの478gは登山における中間着としては重たい部類になります。参考までに、モンベルのインナーダウン156g。パタゴニアのr2 380g。パタゴニアのレトロX 774g。(全て名品です)
重量だけで見てしまうと選択肢から外れるのですが、自分の体感として着心地ではパワーフーディが群を抜いています。保温性に関しては『r2<パワーフーディ=レトロX』といった感じです。ちなみにインナーダウンは半袖の上に着ると保温性の感じ方が変わるので除外させて頂きました。
見た目はパワーフーディとレトロXですね。笑
もはや完全に好みのレベルですが。
サイズ感
Houdiniのアイテムは基本的にワンサイズ大きいので、自分はMサイズを着用しています。175cm 75kgの少しぽっちゃり体型です。
実はパワーフーディは2着目で、最初はSサイズを着用していたのですがパツパツすぎて買い替えました。フーディニ製品は身幅が細くて着丈が長いので、痩せている人は着丈に合わせられるのですが自分のような体型だと身幅に合わせる感じになります。Mサイズだとゆったり、ではないですがジャストで着る事が出来ています。
着心地
パワーフーディを語る上で絶対に外せないのが着心地です。コットンにも似たような触り心地で、それでいて滑らかさと伸縮性があります。暖かさも十分で、秋冬シーズンはずっと着てしまう着心地です。と、書いても実際に触れてみないと分からないと思います。笑 スミマセン、、
フードはヘルメットの上からでもかぶれるような作りになっています。自分はキャップの上からフードをかぶるので、いつもの通り怪しい人です。笑
春の日向山です。登る時は半袖で山頂で休憩していたら涼しくなったのでパワーフーディを着用しました。パンツはHoudiniのスウィフトパンツです。
メリット・デメリット
- メリット
圧倒的な着心地と保温性です。化繊なので多少は濡れに強いです。汗濡れはまったく気になりません。上で書いたようにフーディニ製品は細身に作られているため、上にシェルを着用する事が比較的楽です。
- デメリット
リュックに入れると嵩張ります。ギューっとつぶしてパッキングすれば気になりませんが。他のフリースと同様ですね。やはりダウン製品にはコンパクト面ではかないません。笑
フードがあるためシェルのフードと二重になります。まあ、これはメリットの方に入るかもしれませんが、気になる方はデメリットですね。ちなみにフードのないパワージャケットもあります。笑
こちらは普通のフリースと同じような使い回しになりますね。
まとめ
中間着の中では重い部類に入りますが、圧倒的な着心地と保温性でその重さは気になりません。何よりHoudini製品の見た目や使い心地は、使ったら病みつきになります。夏の3000m級や秋冬の低山、真冬の雪山と活躍の場はとても多いです。オススメのウェアです。